1人暮らしのお婆さんの相続
田舎に、1人暮らしのお婆さんがいます。
このおばあさんは、子どもが無く旦那さんもすでになくなっており、1人暮らしをしています。
もしお婆さんが亡くなれば、相続人はお婆さんの兄弟姉妹、または甥・姪になります。
相続人は、10人位になります。
現在健在な兄弟姉妹は、80代から90代の高齢者です。甥姪は東京方面で離れて暮らしています。
お婆さんの近くに住んでいる兄弟姉妹は、高齢者ばかりです。もしもの時に、お婆さんの面倒を進んで
やってくれる若い相続人は、近くに住んで居ないようです。
お婆さんが遺言も無く亡くなってしまうと、相続人10人が集まって財産相続について話会わなければ
なりません。
まず、相続人の中の誰かがまとめてくれる事から手続きが始まる事になると思います。
誰が喪主を務めてくれるのか?
そして田舎の土地や建物の不動産を誰が引き継いでくれるのか?
もし引き継ぎ者がいなければ売却して現金にする方法もありますが、田舎では早々に買い手があるとも
思われません。
それから墓の永代供養や墓じまいなどがあげられます。
お婆さんには元気なうちに、財産等の仕末を遺言書に遺しておかなければ、残された相続人が困ることになります。
認知症になれば遺言することもできません。
兄弟姉妹などがよく話を聞いて、早めに遺言を作ることをしなければなりません。